Author Archives: 管理人

求道者と共に歩む(No.115)

 10年も前から、毎週と言っていいほど、感謝の祭儀の終りに口で案内し、毎月“せいかぞく誌”に載せてきたお知らせがあります。それは、求道者の集まりのためのお知らせです。それをするには、それなりの理由があります。  皆さんも …

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時を刻む典礼(No.114)

 新しい年に入ったばかりだというのに、四旬節はもうすぐ始まろうとしています。灰の水曜日は目の前です。(9日) “うそ...”とつい呟いてしまいます。頭の中で、クリスマスとお正月の楽しい思い出はまだ踊っているのに、その頭の …

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愛なる父に身を委ねて(No.113)

 皆さん、新年あけましておめでとうございます。 2004年が終り、2005年にはいりました。古い衣類、古い靴などを捨てる時、“ずいぶんお世話になったな”という気持ちで手離したとしても、新しい物がすぐ古い物を忘れさせてしま …

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沈黙に秘められた叫び(No.112)

 毎年のことですが、この季節になると私たちの身の回りには「クリスマス」という言葉があふれて飛び交っています。商売の上でも重要な時期であり、商店はあの手この手でムードを盛り上げようとしています。色々な団体も、このチャンスを …

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「鏡」としての聖書(No.111)

人類が初めてその顔を映した鏡は、清らかな水の面でした。しばらくして金属が発見され、表面を平らに磨くと、顔が映ることが知られるようになりました。ガラスによる鏡ができたのは近年になってからのことです。 人は自分の顔を一生自分 …

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第16回聖家族の集い(No.110)

『大学を出て五年経っていました。その男のお父さんは建設会社の社長さんで、息子を独立させようと思って新しい会社を作ってあげました。最初のお客さまは、お父さんの昔からの親友で、金持ちの銀行家でした。彼は設計図を若旦那に渡し、 …

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一つの物語から学ぶ(No.109)

 十八世紀のこと。ぜいたくざんまいに毎日を暮らず貴族がいて、華やかなレセブシヨンをしょっちゅう開

平和旬間にあたって-真の平和の実現のために働こう!-(No.108)

 日本カトリック司教団は、1982年(S.57年)6月に「平和のために行動する機会として」、8月6日~15日の時期を「平和旬間」と制定しました。期問中、私たちは人間として、そしてキリストの生き方をしようとする者として平和 …

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バベルの塔の黄昏…ペンテコステの夜明け(せいかぞく誌「100号」を迎えて)(No.107)

 バベルの塔の黄昏...ペンテコステの夜明け。その謎めいた標題を通して、私は何を言おうとしているのか。それは、せいかぞく誌「100号」と一体どういう関係があるのかと首をかしげて思う方がおられるでしょう。 * バベルの塔の …

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より良い宣教を目指して(No.106)

 来る七月の初めに、パリで、パリ外国宣教会(パリ・ミッション会)の総会が開かれます。六年に一回行われる総会に出席する司祭達は、各国で仲間の司祭達から選ばれた人達と、様々なところ -特にフランスの本部 で働いている司祭達で …

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