Author Archives: 管理人
小さな群れよ。恐れるな(No.125)
この「一言」を読まれる皆さん、明けましておめでとうございます。 私たちが迎えている2006年はどんな年になるか、私たちにはわかりません。きっと嬉しいことも悲しいことも、予定通りのことも思い掛けないことも、私たちを待っ …
闇から光へ(No.124)
すっかりイベント化されたクリスマス・シーズンが再びやってきました。年のせいでしょうか、私は町でのクリスマスの人工的な騒ぎの空しさを強く感じ、ますますイエスの誕生の意味の深さを探り、味わいたいものです。 イエスの誕生を …
聖霊の働きを見る目を〜聖霊の導きに従うこと〜(No.123)
*11月20日、堅信の秘跡を受ける中学生と一緒に、4月から出来るだけのこと、出来る範囲でのことをしながら、その日に向かって準備を重ねてきました。中学生は自分たちなりによく努力したと思います。それにしても子供たちは、神( …
目玉商品(No.122)
ディスカウント・ストアなどや大規模な商店でよく売れる商品は、レジ前に並ぶお客さんの目の前に置かれている商品だそうです。商品自体はそれ程魅力あるものではなくても、つい買ってしまうようです。 売り上げを伸ばす知恵は広告に …
見張りの使命(No.121)
2005年の平和旬間にあたって日本司教団が発表した「戦後60年平和メッセージ」のサブ・テーマは、“今こそ預言者としての役割を”となっています。そして、メッセージの中で、戦後50年に司教団が「平和への決意」の中で書いた文 …
“平和の職人”になろう(No.120)
「平和を実現する人々−“平和の職人”−は幸いである。その人たちは神の子と呼ばれる」(マタイ5.9) 文章を引っ繰り返せば、「平和を実現しない人々は不幸である。その人たちは神の子と呼ばれない」ということになることを、も …
宗教嫌い?(2)(No.119)
“贈り物”とそれを“包装”しているものを、同一のものとして見ることは賢明なことでしょうか。 その疑問に対する答えは人によって違うでしょうが、せめて議論の余地があることを認めていただければと思います。 イエスの弟 …
宗教嫌い?(1)(No.118)
“私は「宗教」に興味がありません。西欧の「宗教」を広めるために司祭になり、日本まで来たのではありません。” 人の反応を引き起こすために、初めて、わざと、その極端な言い方をした時に、聞いていた方々の様子を注意深くうかが …
聖体の年にあたって(No.117)
4月号の“一言”の中で、“不思議な団体”である教会についてお話しましたが、今月はその共同体の生活の「泉と頂点」である聖体について“一言”を書きたいと思います。 皆さんもご存知のように、全世界の教会のために、今年は「聖 …
不思議な“団体”(No.116)
人の団体は、その数も、その種類も、その性質も、多種多様です。労働者は自分たちの権利を守るために組合を作ります。会社同士で利益を求めて合併します。同じ市民が力を合わせてより住みやすい社会を目指しています。同窓会、合唱団、 …